訳あり食料品専門店と包装について

ドギーバッグ(レストランなどで食べ残した料理を持ち帰るための袋)の開発はヨーロッパでも開発、普及の努力をしています。また、アメリカでは食料品の売れ残りなど、訳あり食品を市価よりもはるかに安く売る非営利団体の食料品店が2015年にボストンに誕生しました。

この食料品は地元の食品メーカーや農場、食料品店、フードバンクその他からの寄付により調達されたものです。その中には、大手小売業の名前もあります。設立者の意図として、十分に食べられる食品の廃棄を減らす、あらゆる人々に安い価格で食品を提供する、貧困層の生活を支援するといったことです。

アメリカでは、まだ食べられるのに廃棄される食品が6000万トンに達しているそうです。金額換算だと1620億ドルに相当します。その一方で、アメリカは4000万人の人が困窮生活を送っています。