食品を買うと、袋に入っていることがあります。この袋のことを、一般的に食品袋と言い、それには求められる性能があります。
まず、食品袋に最低限必要な性能は、密閉性です。それから、外からでも食品が見えるように、透明でなければいけません。そうでないと、あまり信用されず、売れないからです。また、耐衝撃性があると良いでしょう。落としても、中の食品が砕けない、ということが分かると、非常に安心感があるものです。
食品袋に使われる素材は、OPPやCPPというものです。OPPは二軸延伸ポリプロピレンのことで、簡単に言えばポリプロピレンであり、透明で、かつ湿気に強いことが特徴です。CPPは無延伸ポリプロピレンのことで、これは、ボイルに強く、高温にも長時間耐えることができます。また、頑丈であるため、ちょっと引っ張っただけでは破れません。安心感のある袋であると言えるでしょう。