スタンディングパウチはパウチ全体の20%に過ぎませんが、その成長率は6.5%と予測されています。世界軟包装会議2016のスピーカーたちは、機能性の付与に合わせて包装技術がさらに進化して、ブランドオーナーの製品販売戦略と一体化すれば、顧客の購買体験を向上させることになると言っています。パウチにとって機能性はパウチ成長の推進役となっています。付加価値を高めるスパウトやジッパー、キャップがその伸びを加速させています。パウチは食事代わりのスナックや外で食事を摂ると言った最近のライフスタイルにも合っているといえます。また、リシール機能がついて食品の保存が便利になりました。散歩しながらでも、車の運転中でも、楽しむことができます。また、消費期間が伸びることで、少人数世帯にとっては食品廃棄を減らせるメリットがあります。